2011年12月25日日曜日

いやしの教会 ー初めてのお誕生日会ー

聖書には、神様がいやされた箇所がたくさん記述されています。旧約聖書、新約聖書において、そして現在もなお、生きて働いておられるイエスさまが、その打たれた十字架の血潮によって私たち一人ひとりを愛し、いやしてくださっています。

私には自閉症と診断された娘がいます。重度の自閉症でしたが、「いやし」を受けましたし、今も受け続けています。娘の変化には目を見張るものがあります。

自閉症児は「変化」を嫌います。特に以前の娘は「お誕生日」が大嫌いでした。なぜある日をさかいに年が変わるのか理解できませんでした。誕生日には毎年発狂していました。自分の誕生日ですらそんな感じでしたから、他人の誕生日など喜べるはずもありません。

ついこの間私の誕生日がありました。家族が日本から来ていて、グランドキャニオンへの小旅行を計画していたり、またおばあちゃんの誕生日もあり、そして忙しい年の瀬、自分の誕生日は一日中働く事になっていました。

午前中と夜のシフトの合間、家に様子を見に帰ってみたところ、扉をあけるなり、「Surprise! Happy Birthday Mommy!」という歓声が聞こえました。

そしてテーブルの上を見ると、娘が近くのスーパーで買ってきたケーキがありました。

確かにその日の朝、「ママ、ケーキとカップケーキどっちが食べたい?」と娘から聞かれました。
母が言うには娘が「今日はママの誕生日だからケーキを買いに行きたい。」とせがまれたそうです。
その2日前には母の誕生日でケーキを食べたばかりだったので、母がクッキーか何かほかの甘いお菓子にしようと言ったところ、「ダメダメ。ママはケーキが食べたいって言ったの。だからケーキを買いに行くの。びっくりさせるの!」と無理やり母の手を引っ張って買いに行ってくれたそうです。

10才の娘に初めて祝ってもらった誕生日。

嬉しかった。


確かに教会には「いやし」があります。

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