少年野球リトルリーグは日本でもありますが、アメリカにももちろんあり、それと共にチャレンジャーリーグというのも付属してあります。
チャレンジャーリーグとはあらゆる障害をもった子供たちが参加できる野球のリーグです。
我が娘えしゅるんも小さい時から参加しています。個人競技は得意なもの、このようなチームスポーツは苦手なのです。またそれを克服するためにもあえて続けて参加させています。
シーズンも終わり、チームメイトの親御さんから各チームの試合の写真がホームページにアップされているよとメールをいただきました。
健常児の一般のチームの写真を見てみると、みんな子供ながらに真剣な眼差し。どれも緊張感があるいい顔にとれています。
そして、私たちのチャレンジャーリーグの写真を見てみると一変して、
どれもこれも笑顔、笑顔、笑顔。
試合の勝敗は全然関係ない私たちの試合。
あるときこんなことがありました。自閉症とはあるこだわりを持つ特質があります。そのお子さんはストライクボールでも内角にえぐるように入ってくるボールを打つのが好きなんだそうです。通常3ストライクになる前に打たなければいけませんが、そのお子さんは自分の好きな球がくるまで、待つのです。3回投げても、4回投げても、10回投げても、見送りつづけ。普通でしたら、周りから「いいかげんにしろ!」とやじが飛びそうなところですが、相手のチームも見方のチームも応援している親御さんたちも「It's all right!」の声。ついに自分の大好きなボールが投げられ、ホームランを打った彼に。その場にいた全員が拍手。
私には娘が生まれるまで知らなかった世界。
必要じゃない命など一つもない。主の大きな愛を感じた日でした。
http://www.michelefriszellphotography.com/Sports/Challenger-game-at-Cadman-2012/23804052_4vqdFj#!i=1928894171&k=V5Lq2Bw
興味のある方は一度見てみてください。
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